ワックス

ワックスの基礎知識

気持ちよく滑るためには滑走性能を高めるワックスが不可欠です。

ワックスには液体タイプ、ペーストタイプ、固形タイプがあります。

液体、ペーストタイプは専用のスポンジでソールに塗るタイプです。

固形はそのまま塗ったり、専用のアイロンで溶かしてから塗ります。

ワックスには滑走性能を高め、ソールを保護する効果もあります。

自分では難しい場合には専門店でプロにお願いしましょう。

ワックスの種類

スプレー

液体

ペースト

固形

スプレーワクシング

簡単に初心者でもできるクリーニングとワクシングを紹介。

時間のないときに手早くでき、もちろん効果もバッチリ。

まずはこの方法で大事なマイボードをメンテナンスしよう。

手順

ツーウェイクリーナーの缶をよく振ってから滑走面全体にスプレーする。

汚れが溶け出すまでしばらく待つ。

汚れが浮き出てから、ペーパータオルなどできれいに拭き取る。

ベースワックスを滑走面にノーズからテールにかけて薄く生塗りする。

気温や雪温、湿度、雪質などを考慮し、状況に合うワックスを選ぼう。

ジェネラルワックスの缶をよく振ってから、スポンジを滑走面に押し当てて全体によく伸ばす。

ワックスが乾いたら、コルクを使ってよく伸ばす。

さらにナイロンブラシを使いワックスをじっくり伸ばす。

最後にファイバーテックスで仕上げる。

ホットワックス

滑走面をクリーニング

ボードの滑走面のケバや汚れを取り除くため、ブロンズブラシを使ってノーズからテール方向に向かってブラッシングする。

滑走面についた細かなケバを取り除くため、コルクに巻いたファイバーテックスでブラッシング。

ベースワックスやクリーニングワックスを滑走面全体に生塗りする。

専用のアイロンで固形ワックスの表面を柔らかくしたほうが生塗りしやすい。

滑走面の上にワクシングペーパーを敷き、その上からベースワックスまたはクリーニングワックスをアイロンで溶かしながら適量垂らす。

ワクシングペーパーとアイロンを一緒にずらしながら滑走面全体になじませるように伸ばしていく。

ノーズからテール方向に2~3回繰り返していく。

ワックスが完全に冷める前に、スクレーパーでワックスを完全に削り取る。

ボアブラシでストラクチャー内の細かなワックスをかき出した後、ナイロンブラシで仕上げる。

最後にファイバーテックス(最終仕上げ用) でかき出したワックスを拭き取る。

ベースワックスのワクシング

滑走面全体にまんべんなくベースワックスを生塗りする。

専用のアイロンに固形ワックスをあてて表面を柔らかくした方が生塗りしやすい。

ワクシングペーパーの上にアイロンでベースワックスを溶かしながら適量を垂らす。

アイロンを止めないように滑走面全体をノーズからテールにかけて伸ばす。

常温まで冷えたらスクレーパーを使いワックスを削る。

ボアブラシでストラクチャー内の細かなワックスをかき出す。

ナイロンブラシで仕上げていく。

次に馬毛ブラシで仕上げていく。

最後の仕上げはファイバーテックスでかき出したワックスを拭きとる。

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