スノーボードのブーツには、スキーブーツのようにシェルが硬いハードブーツとシェルが柔らかいソフトブーツの2種類があり、フリースタイルのスノーボードには、ソフトブーツを合わせる。
ソフトブーツにもさまざまな種類があるが、ボードとの相性がよく着脱が簡単でしっかり締まるものがベスト。
大きくもなく小さくもないジャストサイズのものを選ぼう。
また、よりフィット感を求めるなら、熱を加えて自分の足型に成型するサーモインナーがおすすめ。
長時間のライディングも疲れ知らずで楽しめる。
ソフトブーツの構造
インナーブーツ
実際に足を入れるブーツ。
インナー自体もヒモや面ファスナーで締めるタイプ、BOA タイプがある。
ブーツの内側部分。
取り外しができる。
足とのフィット性、保温性に大きな影響を与える。
熱成型のインナーブーツはフィット性が高い。
ブーツの内側部分で取り外しが可能。
足に直接触れる部分なので、保温性、通気性、フィット感を重視したい。
足が直接触れる内側の部分で、取り外しができる。
フィット性、保温性、快適性などを生み出し、最近は熱成型で個人の足型にフィットする「サーモインナー」が人気。
アウターシェル
ブーツの外側。
この素材や形状によって、足首を曲げたときの硬さが違う。
足をホールドし、脚のパワーをボードに伝える。
素材、構造、硬さなど様々な種類がある。
ブーツの外側部分。硬さや構造など、様々な種類がある。足をしっかりホールドしてくれるものを選ぼう。
ソール
ブーツ底の滑り止め部分。
滑り止めや、衝撃吸収性を備えている。
ブーツの底の部分。
滑り止めや衝撃吸収のためのクッション機能が搭載されているものもある。
シューレース
ブーツを締めるヒモ。
BOAタイプはワイヤー。
ブーツの紐のこと。
紐の締め方には様々なシステムがある。
ブーツを締める紐。
クイックレーシングシステム
紐を引くだけでブーツを簡単に締めることができるタイプ。
紐が甲とスネに分かれているため締め分けができ、ブーツのフィット感が増す。
脱着が楽にできるのが魅力。
ボアレーシングシステム
シューレースの代わりにワイヤーで締めつけるタイプ。
ダイヤルを回すことでワイヤーが締まり、ダイヤルを引くとワイヤーが緩む。
力が無くても簡単に締めることができるので、女性や子供にもおすすめのシステム。
レースフック
ヒモタイプのアウターにある、ヒモを引っかける部分。
タン
足の甲からスネを押さえる部分。
スネをホールドする部分。
スネが当たる部分。つま先に荷重をかけた時に足をホールドする役目をもっている。
トゥサイド側にカをかけるとスネを押さえて足をホールドする。
硬さはレベルによって異なる。
インソール
ブーツの中敷き部分。インソールのバランス補正、疲労軽減、痛み軽減機能により、パフォーマンス向上が期待できる。
ブーツを選ぶポイント
長時間、直接足に触れるブーツは合わないものを履いていると、冷えやしびれ、怪我の原因となります。
購入する際は必ず試し履きして、足にフィットしたモデルを選びましょう。
インナーブーツを温めることで自分の足型に成形できるタイプもあります。
最初のうちはアウターシェルが硬すぎるとうまくボードに力を伝えづらいため、柔らかめのブーツを選ぶと良いでしょう。
ブーツを選ぶコツ
見た目の違いで大きく2種類にわけられる。
ヒモで締めるタイプとワイヤーで締める BOA タイプだ。
また、インナーブーツも、既製タイプと、自分の足型に合わせて成型できるタイプがある。
ふだん履いている靴のサイズを目安に、ブーツを履いたときに足の親指がインナーに触れるか触れないかのサイズを選ぶ。
自分の足にフィットするブーツが選べるかどうかは、上達に関わるたいへん重要なポイントだ。
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